経済学部
- 経済学部の学科構成はユニークなものと聞いていますが、どのような特徴があるのでしょうか?
- 第1の特徴は、国際的な視野で経済学を学ぶ国際経済学科を早くから充実させてきたことです。もともと国際貿易港横浜を意識した国際色豊かな教育を目指し、貿易学科が設置されており、1976年度に国際経済学科に改組されました。第2は、1994年度に経済学科が経済システム学科に改組されたことです。冷戦の終結・経済のグローバル化・情報化の進展を踏まえて、経済社会をオープンなシステムとして把握する方法を重視したものです。さらに2004年度にはロースクールの設置に伴って、経済法学科を改組し、経済システム学科に「経済コース」と「法と経済コース」を設置しました。
- 経済学部と法科大学院(ロースクール)の関係を教えてください。
- 経済現象は、法と制度と密接に絡み合って一つのシステムをなしています。経済学部の「法と経済コース」では、その構造を解明するために、基礎的な法学と経済に関する法を体系的に学ぶことができます。一方、本学では非法学部出身者に広く門戸を開いた法科大学院を設置しました。経済学部で経済と法とに関する基礎を学ぶことは、法科大学院への進学に大いに役立つと考えられます。
- 経済学部の教育目標、育成すべき人材像はどういうものでしょうか。
- 人間の暮らしの豊かさや、地球の生態系維持をどのように達成していくか。どのような障害があるか。経済社会の領域の問題として敏感に感じ、明晰に分析し、問題解決の方向を探求する力を育成することを目指しています。価値観や利害を異にする多様な人々が豊かに共生しうる条件を探る上で不可欠な資質と言えます。もともと本学部は国際性、実践性、開放性を先駆的に追求してきましたが、それを引き継ぎつつ、さらに発展させようとするものです。
- 教授陣の特徴について教えてください。
- 新鋭気鋭の若手教員から、経験豊富なベテラン教員まで、バランスのとれた構成です。研究のアプローチも、経済に関して具体的な実証や制度を重視した政治経済学的アプローチ、経済事象の因果関連を数式やモデルで客観的に把握しようとする近代経済学的なアプローチ、歴史的アプローチ、エリア・スタディ的なアプローチ、思想や哲学で考えるアプローチなどきわめて多様な内容を誇っています。研究面では学会の一線で活躍している教員も、教育面では、ゼミや合宿、コンパなど学生と身近に接することを心がけています。マスプロではない「手作りの教育」を最もよく実現している学部の一つと言えるのではないでしょうか。
- 経済学部を志望しようか考えている方々へ一言
- 本学部の学生は就職活動をしてみて初めて横浜国大経済学部の価値を知ったとよく言います。卒業生は横浜高商創立以来2万名を超え、各分野で高く評価されていることも大いに関係しています。そして、何より総合的・先駆的な教育の成果がそこに表れていると思います。ぜひ、経済学部にチャレンジしてください。
(担当:学務部入試課)
